2018年9月、Ohanasi Kagawa代表のAkiの「悔しさ」「絶望」「落胆」を根源の活力として生まれたOhanasi Kagawaですが、
大きな転機を迎えたのは、2020年6月。当時私が住んでいたアメリカでコロナが猛威を振るい始め、多くの人々が自宅謹慎を余儀なくされた頃でした。
「みんなが家から出られなくて、気分が暗くなっているこの状況で今自分にできることは何だろう?」
考えていた時、私の脳裏に一つのアイディアが降ってきました。
「そうだ!Ohanasi Kagawaをオンラインではじめてみよう!」
そして、友人の日本人とEnglish speakerの人たち5人で初めてZoomでイベントを開いたのが第一回Ohanasi Kagawaオンラインイベントでした。
それから、イベントの告知をアメリカでしてみると多くのアメリカの日本語学習者の人たちから「私も参加したい!」という声が集まり、アメリカでもこんなにも多くの人々が日本の人たちと話したいと強く願っていることに気がつきました。
そして、私の中には一つの疑問が残りました。
日本でも自分のように多くの人たちが世界中の人たちと英語で話したいと強く願っている一方で、世界中でも多くの人たちが日本の人と日本語で話したいと願っている。
「どうして、求め合っている日本と世界中の人々が安心して気軽に繋がれる場所がないのだろうか?」
今まで求め合っても会うことができなかった人々がオンラインを通してであれば国境を超えて出会うことができる!
そう確信してイベントを続けてきた結果、わずか1年足らずで50カ国上、2000名以上の参加者がOhanasi Kagawaのイベントに参加してくれました。
私はこのOhanasi Kagawaという日本と世界中の日本が大好きな人々がつながれるプラットホームに大きな可能性を感じたのです。