Ohanasi Kagawa

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日本文化を学ぶ:魅力的なトピックと効果的な学び方

Ohanasi Kagawa の活動について

2023.06.04

learning japanese culture

「日本文化」と聞いて、まず何が思い浮かびますか?まだどんなものが日本文化と呼ばれているのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。この記事では、日本文化の魅力や興味深いトピックを紹介し、効果的に日本文化を学ぶ方法をお伝えします。最後まで読めば、あなたの気になる日本文化をすぐに学び始められますよ!

日本文化の魅力を知る

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まず、日本文化って何?というところからスタートです。日本文化の魅力的な側面や、独自の特徴をご紹介します。伝統芸能、食文化、祭りとイベントという3種類を見ていきましょう。

伝統芸能

はじめに、日本文化を代表する伝統芸能の歴史と特徴について簡単に解説していきます。日本には、歌舞伎、能楽、茶道などの伝統芸能があります。

歌舞伎は、日本の無形文化遺産となっている演劇です。1603年に京都で誕生した歌舞伎は、派手な衣装と化粧、奇抜な動作で人々を虜にしました。音楽、舞踊、演技・演出によって構成され、女性の役も含めて全て男性が演じるのが特徴です。

能楽は、日本の重要無形文化財とユネスコ無形文化遺産に登録されている舞台芸術です。能と狂言の2つを合わせて、能楽と呼ばれています。能は、歌と舞で構成される仮面劇。狂言は、漫才やコントのような台詞中心の劇です。

茶道は、家の主がお客さんにお茶を振る舞う儀式です。奈良時代に中国から茶の知識が輸入されると、宮廷で儀式として催されるようになりました。立ち方、歩き方、座り方に始まり、お辞儀の仕方やお茶の点て方、飲み方、ご挨拶に至るまで細かい決まりがあります。オリンピック誘致のプレゼンで話題になった「おもてなし」の精神や、日本ならではの美学「わびさび」を学ぶことができるんですよ。

食文化

日本の伝統的な食文化である「和食」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。日本ならではの四季が料理に反映され、年中行事との結びつきも強いです。多種多様な食材の味を活かすため、栄養バランスが良く健康的です。醤油や味噌など、日本特有の調味料を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

さらに、日本生まれのお菓子は「和菓子」と呼ばれます。こちらも魅力は、四季の移ろいを感じられる点。穀類、豆類、砂糖などを主な原料としており、茶道の際にお茶うけとして出されています。また、地域に根ざした伝統料理は「郷土料理」と呼ばれます。その地域の特産品を用いて、独自の調理法や味付けで作られるため、日本人同士でもユニークだと感じられるほどの違いがあるのが特徴です。

祭りとイベント

日本文化には、「祭り」と呼ばれる儀式があります。文化的意義は、感謝、祈り、慰霊のために、神仏と祖先を祀ること。日本は多神教または無信教が多く、キリスト教やイスラム教などの一神教とは考え方の違いに驚くかもしれません。日本各地に数えきれないほどのお祭りがありますが、中でも日本三大祭りと呼ばれるのが東京都の神田祭、京都府の祇園祭、大阪府の天神祭です。楽しみ方としては、浴衣を着たり、お祭りに合わせて出店される「屋台」で買い物をしたり、それぞれのお祭りの踊りやお神輿(神様の乗り物)を見たりするのがいいでしょう。また、夜は花火が上がることも多いです。

日本文化を学ぶためのリソース

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このような日本文化を学ぶために、どうしたらいいのでしょうか?ここからは、日本文化を深堀りするのに便利なリソースを紹介していきます。

映画・ドラマ・アニメ

まず、日本文化を学びながら楽しめる映画やドラマ、アニメなどはいかがでしょうか?特に、実際の体験をもとにしたノンフィクションであれば、よりリアルな日本の生活を感じることができますね。日本は現在令和時代、ひとつ前の平成時代、もうひとつ前の昭和時代とは大きく生活スタイルが変化しているので、時代背景も意識しながら見てみると面白いのではないでしょうか。また、海外でも人気のアニメの場合、創作的な要素が強いものもありますが、祭りなどの年中行事は丁寧に描写されていることが多いです。楽しみながら、ぜひ日本文化のイメージを膨らませてみてください。

オンラインコース・ウェビナー

次に、日本文化について学べるオンラインコースやウェビナーを利用する方法をご紹介します。一言で日本文化を学ぶと言っても、全くの初心者が独学で始めるのはハードルが高いですよね。そこで、オンラインコースやウェビナーを利用すれば、体系的に日本文化を学ぶことができます。時間や場所もフレキシブルなので、海外在住でも問題なく学習できるのがメリットです。映画・ドラマ・アニメを見るのもいいけど、やっぱりファシリテーターの力を借りてきちんと学びたいという方におすすめです。

日本文化を体験する方法

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最後に、日本文化を体験する方法をご紹介します。日本文化についてのインプットが増えてくると、実際に日本文化に触れ合い、体験したいと思う方も多いのではないでしょうか?ここからは、言語交換やホームステイを利用する、文化体験プログラムやイベントを活用する、実際に日本を訪れるという3種類の方法を見ていきましょう。

言語交換・ホームステイ

日本文化を体験する方法として、まず言語交換やホームステイが考えられます。これらを通じて、日本文化を日本人から直接学べるのがメリットです。日本文化を学んでいく中で、日本語にも興味が湧いたという方には、特に言語交換がオススメ。日本語を通して日本文化を学べば、日本固有の考え方がより深く理解できるのではないでしょうか。また、実際に日本に旅行する機会がある場合はホームステイも視野に入れてみてください。日本人の家族と一緒に暮らしてみることで、映画やドラマ、セミナーなどでは描ききれなかった細かい文化的習慣が見つかるかもしれません。

文化体験プログラム・イベント

次にご紹介するのは、日本文化を体験できるプログラムやイベントです。例えば、日本料理を一緒に作ってみる、着物をみんなで着てみる、歌舞伎を見て解説してもらうなどのイベントが考えられます。これらはオンラインで情報が集められるので、日本文化体験プログラムと検索して、口コミや評判を参考にしながら気になるものを選んでみてくださいね。注意点としては、対象年齢、オンライン/オフライン、参加費、誰が主催なのかをよく確認することが挙げられます。地域のコミュニティだけでなく、日本語学校が主催している場合も多いので、併せてチェックしてみましょう。

日本を訪れる

では、日本文化を体験するために日本を訪れる際、おすすめの観光地やアクティビティをご紹介します。現地での文化体験の楽しみ方としては、伝統芸能や祭りが見られる日程を選ぶのがポイントです。祭りは常に開催されているわけではないので、もし祭りに参加したい場合はインターネットで気になる祭りの日程を確認し、それに合わせて日本に来るように気をつけましょう。また、伝統芸能を見るにはチケットが必要なものもあります。大きな劇場で歌舞伎などを見るには、席ごとに価格の異なるチケットが必要なので、予算と舞台の見え方をよく確認してから購入しましょう。

日本料理を楽しみたいなら、訪問する地域についてよく調べておくといいですね。観光地として世界的に有名なのは、東京、京都、大阪などですが、他の地域にも観光地はたくさんあり、郷土料理が楽しめます。視野を狭めず、様々な地域の魅力をチェックしてから訪問する場所を選んでみてくださいね。

まとめ

日本文化を学ぶのにワクワクしてきたでしょうか?日本文化を体験するには、実際に日本を訪問しなければならないと思いがちですが、まずはオンラインで日本人との交流を楽しんでみるのもオススメです。Ohanasi Kagawaでは、週末にオンラインで無料の言語交換イベントを開催しています。日本語学習者と英語学習者が1対1のペアになり、15分ごとに話す言語を入れ替えるので、教え合える・学び合える環境になっているのが強み。日本人と出会う貴重な機会になりますし、日本文化を学ぶことに特化したイベントもあるので、まずは一度詳しく見てみてくださいね。

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