Ohanasi Kagawa

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日本語スピーカーになるための究極ガイド:学習方法、コツ、オンライン教室紹介

2023.06.01

日本語を話せるようになりたい!と思ったあなたへ。インターネットにはたくさんの情報が溢れていて、何から始めればいいのか迷ってしまいませんか?この記事は、日本語スピーカーになるための究極ガイドです。以下では、効果的な日本語学習方法や、上達のコツをご紹介します。さらに、オンライン日本語教室の選び方についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。最後まで読めば、日本語スピーカーになるための方法がばっちりわかるようになりますよ!

効果的な日本語学習方法

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まず、日本語の上達に役立つ学習方法を紹介します。日本語を学ぶとなると、メインになるのが文法、単語や漢字、そしてリスニング力です。これらを伸ばすためにはどうしたらいいのでしょうか?ここからは、それぞれの学習方法について詳しく見ていきましょう。

文法の学び方

まず、日本語の文法の学び方について解説します。文法を習得するためには、ルールを覚えるステップと、覚えたものを練習で定着させるステップが必要です。そこで、まずは文法書やオンライン教材を使って体系的に学び、例文やクイズで理解を深めるというアプローチがオススメ。初めて日本語の文法に触れる場合でも、文法書やオンライン教材を使えば全体像を把握しながら学ぶことができます。しかし、ただ読むだけで使えるようになるのは至難の業ですよね。様々なシチュエーションでの例文を確認してニュアンスを掴んだり、クイズでアウトプットを行うことにより、文法が定着していきます。

単語・漢字の覚え方

では、単語や漢字を覚えたい場合はどうすればいいでしょうか?こればっかりは、仕組みを理解するというよりも暗記の側面が強いですよね。私たちの脳は、一度覚えたとしても「忘却曲線」に沿って少しずつ忘れていきます。ですから、忘れそうな頃にもう一度覚え直すことが効果的なのです。「忘却曲線」の考え方をもとにした、「間隔反復学習」という方法で繰り返し漢字や単語に触れるのがオススメ。今日覚えたものを明日、明後日に復習したら、次は一週間後、さらに一ヶ月後に復習するという流れです。

ほかに、漢字の場合は部首を活用して暗記する方法もあります。漢字には、部首と呼ばれる一部分が必ず含まれます。そして、同じ部首を持つ漢字は共通した意味を持つのです。例えば、「花」(はな)の部首は「」(くさかんむり)で、「茶」(ちゃ)や「草」(くさ)など共通して植物に関連する意味を持ちます。部首を覚えることで、知らない漢字に出会った時にも意味が推測しやすくなりますよ。

リスニング力向上法

文法や語彙も大事だけど、日本語を聞いてわかるようになりたい!という方も多いはず。リスニング力を向上させるために、ポッドキャストや映画などを活用してみるのはいかがでしょうか?日本語のポッドキャストなら、家事や通勤などのスキマ時間にも耳だけ使って勉強することができます。また、リラックスタイムに日本語音声で映画やドラマ、アニメなどを見れば、趣味として楽しみながらリアルな日本語に触れる時間を増やすことができますよね。リスニング力向上はもちろん、その表現が使われるシチュエーションもセットで学ぶことができるのがメリットと言えます。

ほかに、シャドーイングやディクテーションを知っている方も多いのではないでしょうか。シャドーイングは、聞こえてきた音声を追いかけて発音して練習すること。ディクテーションは、聞こえてきた音声を書き出して練習することです。自分で声に出そうとするとわからない、書こうとすると文字が書けないということもあるので、理解度を高めるのに役立ちますね。シャドーイングのほうが時間をかけずに何度も練習できるので、まずはシャドーイングから始めるのがオススメ。どうすればいいのかわからないという方には、シャドーイングアプリも存在します。速く書けるようになることも目指すなら、少しずつディクテーションに移行していきましょう。

日本語スピーキング力アップのコツ

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日本語学習を進めていったら、日本語で誰かと交流してみたい!と思いますよね。ここからは、日本語のスピーキング力を向上させるためのポイントをご紹介します。まずは、発音の練習方法、次に会話の練習をする際のコツについて、最後にネイティブの真似をする練習方法についてまとめました。

発音練習方法

外国語として日本語を学ぶなら、IPAを活用して発音練習をしてみましょう。IPAは「国際音声記号」の略で、どんな言語の音声も記号で表すことができるという優れものです。まずは自分の母語にある音声をIPAで確認してから、日本語の音声のIPAを見てみるといいかもしれません。自分の母語に無い音声が見つかったり、日本語との共通点が見つかったりして、学習の際に注意すべきポイントがわかりますよ。発音が合っているのか不安なら、音声アプリでフィードバックを受けてみるのがオススメです。語学学習アプリに発音へのフィードバック機能がついているものもありますし、スマホを日本語設定にして日本語で音声入力してみることもできますね。

会話練習のコツ

これまでに学んだ日本語が通じるのか会話で試してみたいなら、オンラインで言語交換のパートナーを見つけるのはいかがでしょうか?日本人と実践的なコミュニケーションをとることができるので、通じた!という達成感でモチベーションが上がります。実際に会話してみると自分の苦手な部分にも気づけるので、今後の学習の指標にもできますね。1対1でじっくり話したいという方にオススメです。また、言語交換以外にもオンライン会話クラブに参加するという方法があります。この場合、日本語を学ぶ仲間ができるので、悩みを相談したり学習の進捗を報告し合ったりもできます。大人数でわいわい話したいという方に向いているかもしれませんね。

ネイティブスピーカーの真似をする

スピーキング力アップの近道は、ネイティブスピーカーの真似をすることです。日本語のYouTubeやドラマでネイティブの発音・イントネーションを聞き取り、ミラーリング・シャドーイングをすることで自然な表現力を身に付けられます。ミラーリングは、聞き取ったものを完全にコピーして発音すること。シャドーイングは上記の通り、聞こえてきた音声を追いかけながら発音していくことです。何度も練習することで口が慣れてきて、少しずつ言いやすくなってきます。アクセントやイントネーションまで完璧にコピーするつもりでやってみましょう!

オンライン日本語教室の選び方

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やっぱり先生に教わりたい!という方に向けて、ここからはオンライン日本語教室の選び方を考えていきましょう。独学で進めていく中で難しさを感じ、オンライン日本語教室に通いたいと考えるようになる方も多いと思います。以下では、日本語教室のメリットや講師陣の質について、さらに言語交換イベントについてもまとめました。

教室のメリット

まずは、オンライン日本語教室のメリットについてご紹介します。オンラインの場合、スケジュールが柔軟であることが多いです。学校や仕事が休みの時間に合わせて、好きなように学習スケジュールを組むことができます。また、紙の教科書だけでなく豊富な教材を取り扱っているため、先進的な方法で学ぶチャンスがあります。さらに、海外からでも日本国内にいる質の高い講師に教わることができるのもメリットと言えるでしょう。独学では解決に時間がかかるような相談や質問も気軽にすることができますね。

講師陣の質を確認

質の高い講師と言っても、見極めるためにはどうすればいいのでしょうか。まずは、プロフィール欄から講師の資格・経験・教え方の評判を見てみましょう。オンライン日本語教室の講師紹介ページには、日本語を教えるための資格を持っているかどうか、日本語を教えた経験が何年あるのか、どのようなことを重視して教えているのかについて書かれていることが多いです。これらを確認して、自分が言語学習において大切にしている考え方と合っているかどうかチェックするのがいいでしょう。資格を持っている人なら信頼できる、経験が長い人なら安心できる、会話を重視したいという考えが合っているなど、自分が納得できるポイントを優先するのが重要です。

言語交換イベントの活用

オンライン日本語教室が、言語交換イベントを主催していることもあります。日本人と繋がることができる言語交換イベントなら、実践的な会話力を身に付けることができますよね。日本語の練習になるのはもちろん、異文化交流の楽しさを体験することができるのもメリットのひとつです。日本語だけでなく日本の文化についても学びたいという方には、言語交換イベントも行っている日本語学校をオススメします。

Ohanasi Kagawaでは、週末にオンラインで言語交換イベントを開催しています。日本語学習者と英語学習者が1対1のペアを組み、15分ごとに英語と日本語を切り替えて話すので、教え合える関係になれるのが良いところです。オンラインイベントが初めての方でも安心して参加できるようにルールが徹底されているので、ぜひ一度チェックしてみてください!

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まとめ

この記事では、効果的な日本語学習方法やスピーキング力向上のコツ、オンライン日本語教室の選び方について解説してきました。自分に合ったオンライン日本語教室を見つけ、日本語スピーカーとしてのスキルを磨いていきましょう。

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